小さいお子さんに粗相はつきもの、そうは言っても布団が汚れてしまうと気が滅入るのも事実です。
特にシーツは家で洗えても、布団を洗って乾かす洗濯機があるお家というのもあまり多くはないのではないでしょうか。
そこで、今回はコインランドリーで布団を洗う場合について、かかる時間や必要な料金について紹介していきたいと思います。
今夜はぜひ丸洗いして綺麗になった布団で眠ってみてください。
布団をコインランドリーで洗いたい!かかる時間はどれくらい?
布団をまるっと洗濯する場合、大きなモノだけにとても時間がかかってしまうイメージがありますが、実際は普通の洗濯よりも少し時間が増える程度で、30分前後を見ておけば十分です。
洗濯機を選ぶときに注意しないといけないのは、布団を入れてもまだ余裕のある洗濯機を選ばないといけないという点です。
何故なら、布団だけで洗濯機の中がぎっちり詰まってしまうと、濯ぎのための水が十分に洗濯機の中に入りきらず、洗剤などが布団の中に残ってしまうからです。
通常、コインランドリーは大型の洗濯機になればなるほどお金がかかってしまうためどうしても「布団が入ればいい」と思って小さめの洗濯機を選んでしまいがちですが、布団を入れても3分の1程度の余裕が生まれる洗濯機を選ぶようにしてください。
洗った後は乾燥機にかける必要あり!所要時間は素材によって異なる
布団を洗った後は、必ず乾燥機にかけてから帰宅しましょう。
軽くかけてあとは家で干して乾かすということももちろんできますが、その日のうちにその布団を使用したいという場合はコインランドリーの乾燥機をしっかり利用することをオススメします。
また、しっかり乾燥機を使った場合でも家で短時間干す作業は必要になります。
そうして熱や湿気を取っておかないと、洗った布団の湿気が他の寝具に移ってしまいそこからカビが発生するというのも珍しくないためです。
乾燥の際は、洗濯の際にできてしまったねじれなどをしっかり解消してから乾燥機に入れるようにしてください。
乾燥にかかる時間というのは、素材によって異なってきます。
ポリエステルやアクリルが素材の布団に関しては、他の布団よりも比較的早く乾かせることができるため、30分程度の乾燥で済みます。
羽毛布団の場合は60分程度見ておきましょう。
表面上が乾くのは早いため、30分くらいで「乾いた」と判断してしまうと、まだ乾いてない布団の中心部分の生乾き臭に後々苦労することになってしまいます。
ですので、羽毛布団は特に60分しっかり乾かしてください。
また、「乾燥の途中でひっくり返す」というのも、布団をしっかり乾燥させる上で大事な工程になります。
それぞれ時間のちょうど真ん中くらいでひっくり返すのが目安ですので、アクリル布団であれば乾燥から15分、羽毛布団であれば乾燥から30分のタイミングで乾燥機を開け布団をひっくり返しましょう。
また、コインランドリーでの洗濯に向いていない布団の素材は「和布団」と「羊毛布団」」の2種類です。
特に羊毛布団は、乾燥機にかけてしまうと縮んでしまいますので注意が必要です。
洗濯自体に関しても、キルティング加工の施された布団でなければ洗濯することはできないので注意しましょう。
洗う~乾燥までにかかる時間は60分~90分ほど
基本的に、洗濯に30分+乾燥に30~60分が目安となりますので、洗ってから乾燥するまでに必要な時間は60分~90分程度になります。
乾燥の途中はひっくり返す工程が必要となりますので、洗濯している間に用事を済ませて、乾燥している間はコインランドリーで時間を潰すというふうに予定を組むといいでしょう。
また、中にはポリエステルやアクリル布団でも「60分しっかり乾かす」という人もいます。
きっちり乾かして困るということはありませんので、初めてコインランドリーで布団を洗うという場合はこのように60分乾燥に時間をとってもいいですね。
布団をコインランドリーで洗う時、かかる料金はいくら?
コインランドリーは基本的に、洗濯機の容量で料金が異なってきます。
目安として、12キロタイプが600円、17キロタイプが800円、25キロタイプが1200円という具合です。
シーツが2枚で1キロ程度と考えれば、どれくらいの量でどの洗濯機を使用すればいいのか分かりやすいかもしれません。
また、洗濯機いっぱいいっぱいに洗いたいものを入れてしまうと、十分な濯ぎが出来なくなってしまう可能性があります。
なので、布団でも洋服でも洗濯機を使用して洗うときは、3分の1程度の余白が生まれるくらいの洗濯機を使用しましょう。
乾燥機に関しては、入る容量と使用時間によって金額が変わってきます。
安いところだと13キロタイプが12分で100円、25キロタイプが9分で100円というような値段設定がされています。
大型の乾燥機を1時間使用したとき、600~1,000円ほどの料金が一般的となっており、洗濯と合わせるとだいたい布団1枚1,500円前後が相場の料金となっています。
コインランドリーで布団を洗う時に必要な持ち物
コインランドリーで布団を洗いたいとき、「これが絶対に必要」というのはまず小銭です。
お札ではなく小銭しか受け付けていないという機械も多いので、お札しか手持ちにないときは両替したり小銭に崩して持っていくようにしましょう。
あとは基本的に不要です。
洗剤についても、自動投入の洗濯機であったりコインランドリーに常備されていたりします
なので、持っていかなくても困りません。
ちなみに、持ち込んではいけないという決まりはありません。
こだわりの洗剤や柔軟剤があるという方は、自分で持ち込み使用しても問題ありません。
中には洗剤の常備がなく洗濯機も古い型を使用しているため、利用者の洗剤持ち込みをお願いしているコインランドリーもあります。
ただ、全自動で洗剤も自動投入される洗濯機の場合に持ち込みの洗剤を使用してしまうと、洗剤が多い状態で洗濯されてしまい十分な濯ぎができなくなるという可能性もあります。
洗剤に関して、利用したいコインランドリーがどうなっているかを事前に調べるといいでしょう。
また、布団を運ぶ際に布団を折ってまとめるためのヒモがあると便利です。
他にも、布団を洗うための洗濯カバーなどでコンパクトにできたら運びやすくなりますし、洗濯も簡単にできます。
コインランドリーで布団を洗う時の手順・流れ
実際に布団を洗う時の手順ですが、基本的には布団を洗濯機に入れたあと料金を入れスタートボタンを押すだけです。
各洗濯機に洗剤の指示が記載されているコインランドリーがほとんどですので、洗剤に関してはその指示に従いましょう。
最近できたコインランドリーはほとんど洗剤自動投入に切り替わっています。
洗濯が終われば、洗濯機から取り出した布団のねじれなどを直し今度は乾燥機に入れます。
乾燥時間の約半分ほどで一度取り出して裏返したり、乾きにくい部分までしっかり乾くように注意しましょう。
まとめ
布団はコインランドリーでも簡単に洗うことができます。
もちろん素材によりますが、ポリエステルやアクリル素材の布団ならクリーニングに出すより簡単に、安い金額で洗うことができる場合もあります。
乾燥は30分からでもできますが、60分時間をかけてしっかりと乾燥を行うことがオススメです。
ぜひお試しください。
コメント